夫から愛されない理由

離婚回避アドバイザー豊留さきです。
ここ数日日中暑いかと思えば、夜は寒くなったりと寒暖差が激しく
体調を崩される方が多いようです。
かくいう私も花粉症なのか風邪なのか体調が万全ではありません。
みなさまは体調を崩されないようにお気をつけくださいね( ;∀;)


今回は夫婦関係に悩む女性が共通して抱くお悩み、
『夫から愛されない』その理由をテーマにお話していこうと思います。



愛されたい」という気持ちは誰しも持っているものですが、その重さは人によって違っていたりします。
なかには両親、パートナー、自分の子供など特定の相手からの愛情を強く求めるあまり依存的になり、依存相手が自分から逃げないようコントロールしようとする方もいらっしゃいます。

では愛情を強く求めること悪いことなのか?と聞かれた場合、必ずしもそうとは言えないと考えています。
…というのも、パートナーがそれを苦痛と思っておらず、二人の間でその距離感がお互いにピッタリだね!と思えるのであればそれで良いのです。

しかし、お互いに不満がなく幸せでいられるようなベストパートナーと出会えるのって確率的には結構低いとは思いませんか?
そのようなパターンよりも、一方が強く愛情を求めるタイプでそのパートナーは重い愛から逃げるタイプ…という組み合わせになることの方が圧倒的に多いと感じます。


では愛情を強く求める人はどうしてそのような行動スタイルになっていたのでしょうか?

それは幼少期の経験が大きな影響を与えているかもしれません。

例えば以下のような幼少期の経験など。
↓↓↓↓
•両親からの愛情を受けられなかった
•愛情不足の危機に陥った
•求めても反応してらもらえなかった


子供の頃に安心安全な状況で愛情を得ることができなかったりすると、
大人になっても安心して愛情が得られるかどうか不安を抱え続けてしまいます。


そのような怖れを心に持っている方は、無意識にパートナーに求める愛情の期待度が大きくなっており、
要求がエスカレートしたり愛情を受け取れないと人一倍落ち込んでしまいます。

【エスカレートの例】
不満・文句を夫に言う
■よその夫婦と比較をする
■二人の時間を増やすことに執着する
■夫の行動を制限する

「私から逃げないよう」「私だけを見てもらえるよう」
愛されるために必死になった人はいわゆる束縛的な関わり方をしがちです。
人によっては束縛していることを自覚しつつも
不安が大きすぎてやめられない人もいるくらいです。

では、このような関わり方をされたパートナーはどう感じるでしょうか?
妻からの不満や文句が多ければ自信をなくし、よそと比較されれば劣等感を抱き、
執着されれば心が窮屈になったり、行動を制限されれば恐怖を感じるかもしれません。
あくまで一部の例です。

愛情を求める行為がエスカレートし困り果てたパートナーは次にどういう行動にでるのか…。
よくあるケースは、物理的、精神的に距離をとることです。
帰宅時間が遅くなったり、休日はいつも家を空けたり、最悪無視や不倫が始まるかもしれません。

このように愛されたいと願う妻の思いが強く、夫にそれを求めすぎた場合に夫の愛が冷めてしまうことは多いようです。

愛を求めすぎた故に愛が冷めてしまうなんて…そのような未来は避けたいですよね?
ではそのために何を意識すれば良いかというと、
【パートナーが嫌がることをしない】というのが割と大切です。

ただし妻が夫に嫌われないためにガマンを続けるというのもツライものです。
また幼少期に安心安全な状況で愛情を得ることができなかったことで生じた心の傷が、
あなたにそう行動させてくれないこともしばしばあります。

そこで「なぜ自分はこれほど愛を強く求めるのか(束縛や要求が多いのか?)」の原因(心の傷)を探っていくことをオススメしたいです!
自分の心の傷に気づき、他者に癒して貰おうとするだけでなく自分の力で傷を癒すことに取り組んでいくことで、ちょっとのことではグラつかない強い心を育てることが可能になります。
心が強くなれば夫に過度な愛情を求めなくても平気でいられるようになり、バランスのとれた夫婦関係が築きやすくなることでしょう。



今回は夫から愛されない理由のなかでも多い「束縛」「依存」に注目してお話しましたが、もちろん理由はそれだけではありません。
各問題にはそれぞれに原因があるので、状況に合わせて行動をていくことが大事ということはお伝えさせてください。

他人だった者同士が同じ空間で長くともに生活していくのは簡単なことではありません。
互いの違いを受け入れ、気遣いを行い、信頼し合っていく。
これら夫婦関係を維持するために必要なスキルを手に入れるには、夫婦それぞれが自らの課題をクリアしていくことが重要です。
現在夫婦関係に悩んでおられるあなたは、自分が今どんな課題で行き詰っているかわかりますか?
もし、ピンとこなければまずはその課題探しから始めてみてはいかがでしょうか?

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